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2021年5月29日土曜日

新着情報!

 


(公式コメント)

記事に出てくるUPIというのは「統一支払いインターフェース」(Unified Payment Interface)の略で、インド決済公社が構築した、政府系公社が仲介する銀行間リアルタイム送金システムのこと。アプリへの組み込みが容易なこのサービスの導入と、貧民層むけ決済口座の推進で、インドではまたたくまにキャッシュレス決済が富裕層~貧民層まで幅広く普及しました。



記事の最後の段落で紹介されているNTM(国家翻訳事業)というのは、高等教育に用いられている英語文献を、インド各地の地方言語に翻訳して、より多くの人にアクセス可能になるようにしよう、というプロジェクト。公用語だけで15あるというインドにおいては、従来、出身地によって偏りがでないようにとの配慮もあって、高等教育では主に英語が使われてきましたが、それでは高等教育レベルの知識にアクセスできる人が限られてしまう、ということで、地方言語への翻訳を進める一大プロジェクトが立ち上がった、ということのようです。翻訳も以前は限られた人員に頼るしかない特殊技能でしたが、それを飛躍的進歩を遂げたAIの助けを借りて、どんどん進めていこう、と。たしかに使えば使うほど「成長」していくAIの特性を考えると、翻訳プロジェクトへのAIの活用は、プロジェクトの進展に対しても、AIの進化促進の意味でも、非常に有意義な活用法かもしれませんね。

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