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（公式コメント）

ネパールのオリ（暫定）首相は以前から「親中反インド派」と言われていた政治家で、この記事の後半でも取り上げられているように、ときどきインドを挑発するような発言をしては物議をかもしています。そのような訳で、今回の発言についても、多少、インドのメディアの方でも待ち構えていたようなところがあったのではないかと邪推しますｗ　

何をもってヨーガの発祥とするかは難しいところですし、発祥はネパールと断言できるかといば怪しいといころですが、インドという国ができてからまだ１世紀も経っていないというのは確かなので、オリ首相のいうことにも一理あるといえばありますね。

ちなみにこのオリ首相、2015年にインドから経済封鎖をされて以来、中国への接近が顕著になり、中国の例の一路一帯政策に乗っかって、チベットのシガツェまで伸びてきている青蔵鉄道をそのままネパール国内まで引き入れる、というプロジェクトに合意してしまったのだとか。コロナの第二波でも、ワクチンが足りなくなって、中国に融通してもらったことから、さらに同国につけいるスキを与えてしまったもよう。

そんなこともあってかこのオリ首相、国会で不信任案がだされて、この記事にもあるように暫定首相（caretaker Prime Minister）という立場に落とされてしまった、という顛末になっている模様。現在、ネパールの政治状況は大混乱の渦中にあるのだそうです。